【初心者向け】Excel VBA（マクロ）「選択範囲の列を一括削除する方法」について超簡単解説！

はじめに

Microsoft Excelは、データ分析やレポート作成において
強力なツールですが、時にはスプレッドシートから
不要な列を削除して整理する必要が生じます。
ExcelVBA（Visual Basic for Applications）を使用することで、
この作業を簡単かつ迅速に実行することが可能になります。

ExcelVBAとは？

ExcelVBAは、Excel内で使用できるプログラミング言語で、
ユーザーが繰り返し行う作業を自動化したり、
カスタム機能を作成したりすることを可能にします。
VBAを利用することで、Excelの機能を大幅に拡張し、
作業の効率を向上させることができます。

選択範囲を含む列全体を削除する方法

ステップ1: VBAエディタの起動

Excelで「開発」タブを選択し、
「Visual Basic」ボタンをクリックしてVBAエディタを開きます。

ステップ2: 新しいマクロを作成

「挿入」メニューから「モジュール」を選択し、
新しいモジュールウィンドウを開きます。

ステップ3: マクロを記述

以下のVBAコードは、選択されている列全体を削除する例です。

Sub DeleteSelectedColumns()
    Selection.EntireColumn.Delete
End Sub

このコードでは、Selectionオブジェクトを使用して
現在選択されている範囲を取得し、
EntireColumn.Deleteメソッドを使用して
その範囲を含む列全体を削除しています。

ステップ4: マクロを実行

VBAエディタで「F5キー」を押すか、
Excelの「マクロ」メニューから作成した
マクロDeleteSelectedColumnsを選択して実行します。

注意点

• 重要なデータのバックアップ:
  列を削除する前に、失われる可能性のある
  データのバックアップを取ってください。
• 選択範囲の確認:
  誤って別の列を削除しないよう、
  実行前に選択範囲を確認してください。

まとめ

ExcelVBAを使用して選択範囲を含む列全体を削除する方法は、
スプレッドシートの管理を効率化し、
作業スペースを最適化する上で非常に便利です。
この記事で紹介した手順を実践することで、
あなたもExcelVBAを活用したスプレッドシート管理の
エキスパートになることができます。