Excel VBA（マクロ）「セルの値を別のセルに代入する方法」について超簡単解説！超初心者でもできるマクロ！

はじめに

Excelは、データの管理と分析に非常に優れたツールですが、
データを効率良く操作するためには、
Excel VBA（Visual Basic for Applications）の
基本を理解することが重要です。
この記事では、Excel VBAを使って
セルの値を別のセルに代入する方法について丁寧に解説します。

Excel VBAとは？

Excel VBAは、Excelの機能を拡張するプログラミング言語です。
VBAを使用することで、繰り返し行う作業を自動化し、
複雑なタスクを簡単にこなせるようになります。
VBAを学ぶことで、作業の効率が大幅に向上します。

セルの値を別のセルに代入する方法

Excel VBAでは、Rangeオブジェクトの
Valueプロパティを使用して、
セルの値を別のセルに簡単に代入できます。
以下に、基本的なステップを紹介します。

ステップ1: VBAエディタを開く

1. Excelを開き、「開発」タブをクリックします。
2. 「Visual Basic」アイコンをクリックしてVBAエディタを開きます。

ステップ2: 新しいマクロを作成

1. VBAエディタで、「挿入」メニューから「モジュール」を選択します。
2. 新しいモジュールウィンドウが開きます。

ステップ3: マクロを記述

例として、セル”A1″の値をセル”B1″に代入するマクロを以下に示します。

Sub AssignCellValue()
    ' 値をコピーする元のセルを指定します。
    Dim sourceCell As Range
    Set sourceCell = Range("A1")
    
    ' 値を代入する先のセルを指定します。
    Dim targetCell As Range
    Set targetCell = Range("B1")
    
    ' 元のセルの値を先のセルに代入します。
    targetCell.Value = sourceCell.Value
End Sub

このコードでは、RangeオブジェクトのValueプロパティを使って、
指定したセルの値を別のセルに代入しています。

ステップ4: マクロを実行

1. VBAエディタで「実行」メニューをクリックし、
   「サブルーチンの実行」を選択します。
2. 「AssignCellValue」という名前のマクロを選択し、
   「実行」ボタンをクリックします。

実行後、シート上でセル”A1″の値がセル”B1″に代入されていることがわかります。

マクロの説明

• Sub AssignCellValue():
  セルの値を別のセルに代入するための新しいマクロを定義しています。
• Dim sourceCell As Range:
  値をコピーする元のセルを指定するための変数を宣言しています。
• Set sourceCell = Range("A1"):
  値をコピーする元のセルを”A1″に設定しています。
• Dim targetCell As Range:
  値を代入する先のセルを指定するための変数を宣言しています。
• Set targetCell = Range("B1"):
  値を代入する先のセルを”B1″に設定しています。
• targetCell.Value = sourceCell.Value:
  元のセルの値を先のセルに代入します。

注意点

• セル指定の正確性:
  値をコピーする元のセルと、値を代入する先のセルが
  シート内に存在し、正しいかを確認してください。

まとめ

Excel VBAを使用してセルの値を別の
セルに代入する方法をマスターすれば、
データの再配置や集計など、
多岐にわたる作業を効率化できます。
この記事で紹介した方法を実践し、
Excel VBAのスキルを一段と高めましょう。