目次
はじめに
Excelでは、現在の日付や時刻を瞬時に
取得する機能が必要とされます。
そんな時に便利なのが「NOW関数」です。
この記事では、NOW関数の基本的な使い方から、
実際に応用する場面までを初心者の方にも分かりやすく解説します。
今回は「NOW関数」について
解説していきます!
NOW関数とは
NOW関数は、現在の日付と時刻を返すExcelの関数です。
この関数は引数を必要とせず、
Excelが開かれている時点での
現在の日付と時刻をシリアル値で返します。
このシリアル値は、日付や時刻の計算に使用できます。
NOW関数の基本的な使い方
NOW関数の使用法は非常にシンプルです。
関数を入力するだけで現在の日付と時刻が返されます。
=NOW()
この関数をセルに入力すると、
その時点での現在の日付と時刻が表示されます。
実際のコード例
応用例:期限までの残り日数計算
NOW関数を使用して、
特定の期限(例:「2023/12/31」)までの
残り日数を計算する例です。
=DATEDIF(NOW(), "2023-12-31", "d")
この式は、現在の日付から
「2023年12月31日」までの残り日数を返します。
応用例:現在の時刻からの時間計算
NOW関数を用いて、現在時刻から特定の
時間後(例:3時間後)の時刻を計算する例です。
=NOW() + TIME(3, 0, 0)
この式は、現在の時刻から3時間後の時刻を返します。
よくある質問
Q. NOW関数で返された日付や
時刻の形式を変更するには?
A. セルの書式設定を変更して、
表示形式をカスタマイズできます。
[セルの書式設定]メニューから
[日付]や[時刻]の形式を選択してください。
Q. NOW関数の値は自動的に更新されますか?
A. はい。
NOW関数はExcelシートが
再計算されるたびに更新されます。
手動で再計算するには、F9キーを押します。
まとめ
NOW関数は、現在の日付と時刻を迅速に
取得する際に非常に便利なExcelの機能です。
この関数を活用することで、
時刻に関連する計算や分析が容易になります。
NOW関数の基本から応用までを理解し、
あなたのExcel作業を効率化しましょう。
これからも一緒に学んでいきましょう!