こんにちは!
今回はExcelの便利な関数の一つである
「CHOOSE関数」について詳しく解説します。
CHOOSE関数は、指定された値に基づいてリストから
値を選択するための関数です。
初心者の方でも理解できるように、
丁寧に説明しますので、ぜひ最後までお読みください。
今回は「CHOOSE関数」について
初心者にも理解できる様に
丁寧に解説をしていきます!
目次
1. CHOOSE関数とは?
CHOOSE関数の概要
CHOOSE関数は、指定したインデックス番号に基づいて、
リストから対応する値を選択する関数です。
例えば、曜日や月の名前など、
特定の値セットから選択するのに非常に便利です。
CHOOSE関数の構文
=CHOOSE(インデックス番号, 値1, 値2, 値3, ...)
- インデックス番号: リストから選択する値のインデックス(位置)。
- 値1, 値2, 値3, …: 選択肢としてリストに含まれる値。
CHOOSE関数の基本的な使用例
例えば、インデックス番号2で
「月曜日」「火曜日」「水曜日」から選択する場合、
次のように入力します。
=CHOOSE(2, "月曜日", "火曜日", "水曜日")
この場合、インデックス番号2に対応する
「火曜日」が結果として返されます。
2. CHOOSE関数の基本的な使い方
例1: 曜日を選択
インデックス番号に基づいて曜日を選択する例です。
=CHOOSE(3, "日曜日", "月曜日", "火曜日", "水曜日", "木曜日", "金曜日", "土曜日")
この場合、インデックス番号3に対応する「火曜日」が返されます。
例2: 月を選択
インデックス番号に基づいて月を選択する例です。
=CHOOSE(5, "1月", "2月", "3月", "4月", "5月", "6月", "7月", "8月", "9月", "10月", "11月", "12月")
この場合、インデックス番号5に対応する「5月」が返されます。
3. CHOOSE関数の応用例
応用例1: 動的な選択
特定の条件に基づいて動的に選択肢を
切り替える場合にCHOOSE関数を使用します。
=CHOOSE(A1, "オプション1", "オプション2", "オプション3")
ここでは、セルA1に入力された値に基づいて、
対応するオプションを返します。
例えば、セルA1に2が入力されている場合、「オプション2」が返されます。
応用例2: 数値の範囲を選択
数値の範囲に基づいて値を選択する場合にもCHOOSE関数が便利です。
=CHOOSE(MATCH(B1, {0, 10, 20, 30}, 1), "低い", "中程度", "高い", "非常に高い")
この例では、セルB1の値に基づいて、
「低い」「中程度」「高い」「非常に高い」のいずれかが返されます。
MATCH関数を使用して、B1の値がどの範囲に属するかを判断し、
その結果に基づいてCHOOSE関数で対応する文字列を選択します。
4. CHOOSE関数を使用したVBAコード
Excel VBAを使用してCHOOSE関数を実行する方法も紹介します。
これにより、作業を自動化できます。
例:インデックス番号に基づいて選択肢を表示
Sub UseChooseFunction()
Dim ws As Worksheet
Set ws = ThisWorkbook.Sheets("Sheet1")
' インデックス番号
Dim indexNumber As Integer
indexNumber = ws.Range("A1").Value
' CHOOSE関数を使用して値を選択
Dim chosenValue As String
chosenValue = Application.WorksheetFunction.Choose(indexNumber, "Option1", "Option2", "Option3")
' 選択された値をセルB1に表示
ws.Range("B1").Value = chosenValue
End Sub
このスクリプトは、シート「Sheet1」のセルA1に入力された
インデックス番号に基づいて、
「Option1」「Option2」「Option3」のいずれかを選択し、
その結果をセルB1に表示します。
5. 記事のまとめ
CHOOSE関数は、インデックス番号に基づいてリストから
特定の値を選択するための便利な関数です。
曜日や月の名前、条件に基づいた動的な選択など、
さまざまな用途に使用できます。この記事を参考にして、
ぜひCHOOSE関数を活用してみてください。
これからも一緒に学んでいきましょう!