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【初心者向け】Excel関数「CEILING関数」について超簡単解説!

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こんにちは!本日はExcelで数値を特定の基準で上方に丸める
「CEILING関数」に焦点を当てて解説します。
この関数は財務計算、データ分析、スケジュール管理など、
多岐にわたる分野で便利に使用されています。

今回は「CEIKING関数」について
初心者でも理解できる様に
丁寧に解説していきます!

1. CEILING関数とは?

CEILING関数は、指定した基準(倍数)に従って数値を上方に丸める関数です
この関数は、数値をその倍数の次に大きな値に丸めるために使用されます。

CEILING(数値, 倍数)
  • 数値: 丸めたい対象の数値です。
  • 倍数: 丸める基準となる正の倍数です。

2. CEILING関数の基本的な使い方

例1: 簡単な丸め

数値を最も近い10の倍数に丸めたい場合、以下の式を使用します。

=CEILING(123, 10)

この関数を実行すると、結果は「130」と表示されます。
123を10の倍数に丸めると130になるからです。

例2: 負の数値の丸め

負の数値を丸める場合、CEILING関数は依然として上方に丸めます。
例えば、-123を-10の倍数に丸めると、

=CEILING(-123, 10)

結果は「-120」となります。これは-123より大きく最も近い
-10の倍数が-120だからです。

3. CEILING関数の応用例

応用例1: 給与計算での使用

時給として1分単位で計算した場合の給与を5円単位で丸めたい場合、
CEILING関数を使用します。

=CEILING(時給 * 労働時間 / 60, 5)

この計算式により、労働時間に基づく給与が5円単位に丸められます。

応用例2: 在庫単位での発注

特定の商品を箱単位(例えば箱に25個入り)で発注する場合、
CEILING関数を使って必要な箱数を計算します。

=CEILING(必要個数, 25)

この式は必要個数を25の倍数に丸め、それにより必要な箱数を算出します。

4. VBAでのCEILING関数の使用

Excelマクロ(VBA)でもCEILING関数を使うことができ、同様の計算が行えます。

Sub UseCeilingFunction()
Dim result As Double
result = Application.WorksheetFunction.Ceiling(123.456, 0.1)
MsgBox "上方に丸めた結果は " & result & " です。"
End Sub

このスクリプトは123.456を0.1の倍数に丸め、
その結果をメッセージボックスで表示します。

記事のまとめ

CEILING関数は、数値を特定の倍数に上方に丸める場合に非常に便利です。
財務、人事、在庫管理など、あらゆる場面でこの関数を活用し、
効率的な計算を実現しましょう!

これからも一緒に学んでいきましょう!

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この記事を書いている人

◉てるパパ(telpapa)
本業でExcelを駆使して業務改善を行う
30代会社員