こんにちは!Excelを使った計算作業には欠かせない
「SUM関数」について、今回は詳しく解説していきます。
SUM関数は、複数のセルに入力された数値の合計を求めるのに
使われる非常に基本的で強力な関数です。
この記事を通じて、SUM関数の使い方をマスターしましょう!
今回は「SUM関数」について
簡単に解説していきます!
目次
1. SUM関数とは?
SUM関数は、指定された範囲(レンジ)の
セルに含まれる数値を全て加算し、
その合計を返す関数です。
財務分析、統計、日常の事務作業など、
さまざまなシーンで活用できます。
SUM(数値1, 数値2, ...)
- 数値1, 数値2, … : 合計を求めたい数値が入力されている
セルまたはセル範囲を指定します。
2. SUM関数の基本的な使い方
例1: セル範囲の合計
A1からA10までのセルに数値が入力されているとします。
この範囲の数値の合計を求めるには、以下の式を使用します。
=SUM(A1:A10)
この関数を実行すると、A1からA10までに入力された
全ての数値を加えた合計が返されます。
例2: 複数範囲の合計
A1からA10と、C1からC10の二つの範囲にわたる
数値の合計を求めたい場合は、以下のようにします。
=SUM(A1:A10, C1:C10)
これにより、両方の範囲の数値が合算された結果が得られます。
3. SUM関数の応用例
応用例1: 条件付き合計
特定の条件を満たすセルだけを合計したい場合には、
SUM関数とIF関数を組み合わせて使用します。
例えば、B列に「承認」と記載されている行の
A列の数値のみを合計する場合は以下のようにします。
=SUMIF(B1:B10, "承認", A1:A10)
応用例2: 日付範囲内での合計
特定の日付範囲内で発生した売上の合計を計算する場合、
SUMIFS関数を使用します。
例えば、2023年1月1日から2023年1月31日までの間の
売上の合計を求めるには、以下の式を用います。
=SUMIFS(売上範囲, 日付範囲, ">=2023/01/01", 日付範囲, "<=2023/01/31")
4. VBAでのSUM関数の使用
Excelのマクロ(VBA)でもSUM関数を利用することができます。
以下にその使用例を示します。
Sub CalculateSum()
Dim total As Double
total = Application.WorksheetFunction.Sum(Range("A1:A10"))
MsgBox "合計は " & total & " です。"
End Sub
このスクリプトは、A1からA10までのセルの合計値を計算し、
それをメッセージボックスで表示します。
記事のまとめ
SUM関数は、Excelで最も頻繁に使用される関数の一つであり、
その使い方を理解しておくことは、あらゆるExcelユーザーにとって必須です。
この関数を使いこなすことで、効率的にデータの集計が行えるようになります。
今回の解説が、皆さんの日々のExcel操作に役立てば幸いです。
これからも一緒に学んでいきましょう!