Excelの関数の中でも、文字列を置換するのに便利なのが「SUBSTITUTE関数」です。
この記事では、SUBSTITUTE関数の基本的な使い方から応用例までを解説します。
今回は「SUBSTITUTE関数」について
初心者でも理解できる様に
丁寧に解説していきます!
目次
SUBSTITUTE関数とは?
SUBSTITUTE関数は、指定したテキスト内で特定の文字列を置換します。
具体的には、指定した文字列を検索し、その文字列を新しい文字列で置換します。
SUBSTITUTE関数の基本構文
SUBSTITUTE(元の文字列, 置換する文字列, 新しい文字列, [置換する回数])
- 元の文字列:置換対象の文字列を指定します。
- 置換する文字列:置換したい文字列を指定します。
- 新しい文字列:置換する際に使う新しい文字列を指定します。
- 置換する回数(オプション):置換する回数を指定します。
省略するとすべての出現箇所が置換されます。
SUBSTITUTE関数の使い方
例えば、セルA1に「apple,banana,orange,banana,grape」という
文字列が入っているとします。
この文字列の中の「banana」を「kiwi」に置換したい場合、
次のように関数を使います。
=SUBSTITUTE(A1, "banana", "kiwi")
この場合、「apple,kiwi,orange,kiwi,grape」という結果が得られます。
SUBSTITUTE関数の応用例
1. 文字列から特定の文字列を削除する
セルA1に「apple,banana,orange,banana,grape」という文字列が
入っている場合、次の関数を使って「banana」を削除します。
=SUBSTITUTE(A1, "banana,", "")
この場合、「apple,orange,grape」という結果が得られます。
2. 複数の特定の文字列を一括で置換する
セルA1に「apple,banana,orange,banana,grape」という文字列が
入っている場合、次の関数を使ってすべての「banana」を「kiwi」に置換します。
=SUBSTITUTE(A1, "banana", "kiwi")
この場合、「apple,kiwi,orange,kiwi,grape」という結果が得られます。
まとめ
この記事では、Excelの「SUBSTITUTE関数」について解説しました。
文字列の置換や削除など、テキスト処理に便利な機能です。
ぜひ活用してみてください。
これからも一緒に学んでいきましょう!