Excelにはさまざまな関数がありますが、
その中でも「FIND関数」はテキストの中から特定の文字列を検索し、
その文字列が最初に現れる位置を返す便利な関数です。
この記事では、Excel初心者の方でも理解しやすいように、
FIND関数の基本的な使い方から応用例まで詳しく解説します。
今回は「FIND関数」について
初心者でも理解できる様に
丁寧に解説していきます!
目次
FIND関数とは?
まずはじめに、FIND関数の基本的な構文から説明します。
FIND関数は次のように使います。
=FIND(検索する文字列, 検索対象の文字列, [開始位置])
- 検索する文字列: 検索対象の文字列を探すための文字列です。
- 検索対象の文字列: 検索される文字列です。
- 開始位置 (オプション): 検索を開始する位置を指定します。
省略すると1から検索が始まります。
例えば、=FIND("apple", "I have an apple.")
という式を入力すると、
文字列”I have an apple.”の中で最初に “apple” が出現する位置を返します。
この場合、結果は9になります。
FIND関数の基本的な使い方
FIND関数は主に以下のような場面で使われます。
- 文字列内の特定の文字列の位置を見つける
- 検索文字列が見つからなかった場合の処理をする
1. 文字列内の特定の文字列の位置を見つける
FIND関数は、指定した文字列が最初に現れる位置を見つけるために利用されます。
例えば、特定のキーワードが文章のどこに出現しているかを知りたい場合に使います。
具体的な例を見てみましょう。
=FIND("apple", "I have an apple.")
この式は、文字列”I have an apple.”の中で “apple” が最初に現れる位置を返します。
したがって、この場合、結果は9になります。
2. 検索文字列が見つからなかった場合の処理をする
FIND関数は、検索文字列が見つからなかった場合にエラーを返すため、
エラー処理が必要な場合があります。これを回避するために、
IFERROR関数と組み合わせて利用します。
具体的な例を見てみましょう。
=IFERROR(FIND("apple", "I have a banana."), "Not found")
この式は、文字列”I have a banana.”の中で “apple” を見つけようとしますが、
見つけられない場合に “Not found” と表示します。
FIND関数の応用例
応用例1: URLからドメインを抽出する
FIND関数を使って、URLからドメインを抽出することができます。
=LEFT(A2, FIND("/", A2, 9)-1)
この式は、セルA2に入力されたURLから、
http://やhttps://の後に続く最初のスラッシュ(/)までの文字列を抽出します。
応用例2: 文字列内の単語の数を数える
FIND関数を使って、文字列内の単語の数を数えることができます。
=LEN(A2)-LEN(SUBSTITUTE(A2," ",""))+1
この式は、セルA2に入力された文章内の単語の数をカウントします。
単語の境界はスペースで判定されます。
まとめ
今回は、ExcelのFIND関数について解説しました。
FIND関数はテキストの中から特定の文字列を検索し、
その位置を返す便利な関数です。
基本的な使い方から応用例までを学びましたので、ぜひ活用してみてください。
この記事が役立つことを願っています!
これからも一緒に学んでいきましょう!